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教員向け授業プラン

マーク・トウェインの作品を授業で扱ってみませんか

日本の教育環境に合わせたレッスン・プランを提供します

2007年7月、昨年に引き続き、津田塾大学(所在地:東京都小平市、学長:飯野正子)の教員志望の学部生および大学院生5名が米国コネチカット州ハートフォード市にあるマーク・トウェイン・ハウスでの教員向けワークショップへ参加しました。日本で最も由緒ある女子大学のひとつである津田塾大学の5名の学生は、7月23日から27日まで開催された、「マーク・トェインと無作法な民族」と題された教員向けワークショップに参加しました。帰国した参加者は、日本の教育環境に適した形でトウェイン氏の生涯と作品に関する授業プラン及び教材を作成しました。資料は日本全国の教員の皆様にお使い頂けるように、下記のリンクより無料でダウンロードすることができるようになっています。

 

レッスン・プラン1(2007年夏作成)

アメリカ文学の父:『マーク・トウェイン自伝』

対象:高等学校2~3年、英語(リーディング)、4時間程度

マーク・トウェインの著作を原文で鑑賞します。マーク・トウェインの家庭像から「家族愛」について学び、自分にとって身近で大切な人について考える機会を持ちます。また、その家族愛について英作文を書かせ、自由に感想を述べ合うことで、英語で自分の考えを発表し他人と意見交換する能力を高めさせることが可能となります。教師も生徒も基本的に英語を使用することで英語でのコミュニケーション能力が養われます。

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レッスン・プラン2(2006年夏作成)

英語で読むマーク・トウェインのアメリカ

対象:主に高等学校1~2年生、総合的な学習の時間、1時間~4時間分

マーク・トウェインの生涯について学び、彼の生きた時代背景を彼の生活と関連した事項から考察することにより、生徒に異文化に目を向ける機会を持たせます。また、現在世界において大きな影響力を持つアメリカという国を多面的に理解させます。教材として平易な英語で書かれたものを用い、英語の授業で用いられる教科書とは離れた読み物としての英語に触れることが目的ですが、生徒の学年や英語のレベルによっては、教師が日本語に直して同じ内容の授業をすることも可能です。この授業を通してマーク・トウェインに興味を持たせ彼の作品を生徒自らが読むよう促します。

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レッスン・プラン3(2006年夏作成)

マーク・トウェインと金めっき時代のアメリカ

対象:高等学校、総合的な学習の時間、1時間~2時間程度

マーク・トウェインの生涯と著作ならびに貧しい少年時代から社会的・経済的な成功を収めるまでをたどるとともに、著作からの抜粋を通して彼の時代観を探ります。また、金めっき時代の19世紀アメリカの経済的・産業的な発展と、それに伴って生じた社会問題ならびに歴史の明部・暗部それぞれに目を向けます。アメリカ社会の様々な面について学習することにより、現代の社会状況を多角的に捉える姿勢を身につけます。

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マーク・トウェイン・ハウスでのワークショップでは、トウェイン氏の作品のうち、米国の教育課程における言語学および社会科の授業で教材として使用されてきた作品数点を扱いました。参加者は、マーク・トウェイン・ハウスの研究員と、マーク・トウェイン研究ならびにアメリカ文学・歴史分野における著名な研究者による講義を通じ、トウェイン氏がハートフォードで暮らした日々の功績や作品の社会背景を学び、それらを効果的に授業で扱う方法について研究します。

マーク・トウェイン・ハウスの理事を務めるハートフォード生命代表取締役社長グレゴリーA.ボイコは、次のように述べています。「日本とアメリカの文化的・教育的交流を支援することができ、大変うれしく思います。津田塾大学の皆さんには、今回の教員向けワークショップに参加することによって、ハートフォード市の最も有名な市民であるトウェイン氏が、アメリカ文化と異文化理解の促進に偉大な功績を残したということを知っていただけたことと思います。トウェイン氏は、『旅をすることは、偏見をなくすために有効である』と述べています。トウェイン氏について学ぶことによって、アメリカ社会の成熟期における社会問題をも理解して頂けたことでしょう。そして学んだことを、現代の日本社会に役立つように、近い将来教壇で活かしてもらいたいと願っています。

また、マーク・トウェイン・ハウス館長のデボラ・ベッキー氏は、次のように述べています。「昨年に引き続き、日本からワークショップへの参加者を迎えることができたことを非常に光栄に思っています。マーク・トウェインは多くの国を訪れており見聞が広く、異文化理解が彼の作品テーマのひとつになっていました。マーク・トウェインの作品が現代においてもなお価値があるということを、参加者の皆さんが日本で広めて下さることを期待しています」。

トウェイン氏は家族とともに、1874年から1891年までハートフォード市に居住し、「トム・ソーヤの冒険」、「ハックルベリー・フィンの冒険」、「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」などの著名な作品を世に送り出しました。

その同時期に、日本人初の女子留学生の一人として、津田塾大学創設者である津田梅子女子はアメリカに滞在していました。帰国後、梅子女子は、高等教育の場を提供することで日本女性の地位向上に寄与したいとの願いから、1900年に女子英学塾(津田塾大学の前身)を創設しました。現在、津田塾大学は彼女の意志を継ぐべく異文化交流と異文化理解の促進に努めています。マーク・トウェイン氏がその黄金時代を過ごした邸宅は、現在ハートフォード市で博物館として残されており、博物館の研究員が教育活動に力をいれています。

ザ・ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ・インク(以下「ハートフォード」)の日本法人であるハートフォード生命保険株式会社が、このプログラムへの参加費用、及びこの日本語ページ作成にかかる費用を援助してくださいました。マーク・トウェイン・ハウスは日本とアメリカの教育的文化的交流に対するハートフォードの支援に感謝します。


 
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